先輩スタッフインタビュー

勤続年数5年 看護師 男性

ワーク・ライフ・バランスのとれた働き方が可能な職場。

看護師として20年ほど施設で勤めるうちに体力的に厳しい事もあり、以前に勤務経験のある精神科に転職しようと思ったのが、当院で働き出したきっかけです。現在は病棟を管理する立場でもあり、患者様の看護はもちろんですが、病棟全体の運営を考える必要があり、コメディカルとの連携も含め、スタッフ同士が気軽に意見交換が出来る働きやすい職場づくりを目指しています。

私の勤務する病棟は、比較的病状が安定している患者様が入院しています。患者様の病状改善のために、心身両面から支援が出来る様に心がけながら業務にあたっています。特に精神面では患者様の表情や言動から状態をアセスメントし、患者様の立場に立って、その気持ちに寄り添えるよう、日々努力を続けています。精神科では入院期間が長期になりやすく、そうした日々を重ねる中で信頼関係を築いていけること、患者様と共に歩んでいけることこそが、この仕事を続けるモチベーションであり、醍醐味ではないでしょうか。

精神科の看護師が患者様と接する際に、自らの精神を安定させておくことは、非常に大切です。そのためには、休日のリフレッシュも必要となります。当院では休暇が取りやすく、残業もほとんどありません。私はその時間を利用して、地域の戦争遺跡を通して子どもたちと一緒に学び、伝える活動を続けています。ワーク・ライフ・バランスは、仕事を続けていく中での重要なポイントだと考えます。自らの心身のバランスを保ちながら、患者様との関わりの中で自身の内面も成長させていける職場だと思います。共に働いて下さる仲間を、お待ちしております。

勤続年数1年 看護師 女性

ワークライフバランスとプライベートの充実

私が所属している病棟は特殊疾患と、精神疾患の急性期~慢性期の患者さんが療養しています。脳疾患や消化器疾患、がんをお持ちのかた、認知症や統合失調症、気分障害、発達障害・・・と病態が多様です。昨今高齢化する社会で当院も例外なく精神疾患をお持ちの患者さんが高齢化し、身体合併症を併発するケースが急増しています。しかし認知機能障害等で身体の状態を正しく自覚できない、身体症状を訴えられない、向精神薬の副作用で症状に気づきにくいことがあります、そのため看護師には精神症状のみならず、それらを踏まえたアセスメント能力と、幅広い知識・技術が求められています。

実際に病棟で働く中で「この患者さんのケア、このままでいいのかな。」と迷うことも多いです。「精神科特有の管理的な看護になり過ぎていないか、患者さんが望むことって何だろう・・・。」そんな時は患者さんに聴いてみたり、じっくりと関わる時間を持つこと、患者さんからの反応を待つことをしています。そしてそんな寄り添う看護を大事にしている風土が当院にはあります。当病棟は、医療療養病棟や精神科急性期病棟を経験した人、外科系や施設看護を経験した人など多様な経験をもつ先輩看護師が在籍しています。それぞれの経験や知識を強みにして、アイディアを出し合い、患者さんに合った個別的なケアを提供できるよう切磋琢磨しています。気軽に話を聞いてくれる上司もいますので、とてもサポーティブな環境だと思います。医師も診療の場面でじっくりと患者さんに向き合い、多様化するニーズに合わせて幅広く対応しています。

また、当院は残業がほとんどありません。定時で帰れるような業務管理をしてくれています。そのため研修への参加や、資格取得、大学院への進学を考えている方にも両立しやすい環境です。さらに子育て世代にも働きやすい環境です。ワークライフバランスを整えプライベートを充実させながら働くことができます。